しないための言い訳

転職のほとんどが人間関係の悪化が原因となります。肉体的に辛いってことは人間って耐えられるんですよね。しかし、精神的に耐えられなくなるとギブアップとなります。

「今の会社には何も不満がないんです」

入社して3年目。人間関係も問題なく、仕事自体にも不満はない。しかし、何か楽しくないと言うか、もっと自分のやりたいことをしてみたい。そんな想いから転職を考えているようです。

「何かやりたいことはあるの？」

特別やりたいことはないらしい。しかし、今の生活には満足していない様子。

これって私からすれば、かなり贅沢な悩みなんですけどね。転職後、前の会社が如何に恵まれた環境だったのかってことを知るってパターンですね。

そんなお客さんとのやり取りをしている中で昔の自分もそうだったことを思い出しました。

今回のお客さんはやりたいことがわかっていなかったんです。それは何もダメなことではありません。やりたいことがわからないということがわかっている訳ですからね。

やりたいことはやるべきです。それは他人のためとか社会のためとか崇高な目的でなくても良いんです。自分がやりたいからやるってだけで良いんですからね。いつかそういうものが見つかった時、転職をすれば良いんですよ。

時々、私の提案に対してネガティブキャンペーンをしている人が現れます(笑)

「お金がないんで」
「準備ができていないんで」
「時間がないので」
「出会いがないので」

何を言ってもネガティブワードしか返ってきません(泣)正直、これは困ります。そもそもの価値観や基準が私とは異なるってことですからね。しかし、多くの人がこのように「しないための言い訳」をして生きてると思います。

これらは並び立てれば無限に出てきます。そして、最終的な選択は決まって現状維持。

何もしない訳ですから何も起きませんよね。ただ時が流れていくだけ。私はこの世の中で最も貴重なものは時間だと思っています。お金を払ってでも手に入れたい時間。そんな時間を無駄使いしているのはとても残念に思います。

昼に働いている女。夜に働いている男。二人が会う時間がないのは当然です。しかし、私からすれば、それが相手と会えない理由にはならないんです。

夜中だろうが早朝だろうが会おうと思えば会える。会うつもりがないから会えないだけの話です。

本当に無理なんでしょうか？本当にできないことなんでしょうか？

本気になっていないからしないだけなのでは？

した所で必ず成功するとは限らないのが人生です。しかし、行動しなければ何も起こらない。限られた時間の中では失敗できる回数も制限されてくるんです。だから早く行動する。しないための言い訳をしている時間はありませんね！