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7月 8, 2021 ブログ

価値観の押し付け


現在、ラインのオープンチャットの中でタロットのお題を出し、それの解釈をみんなにアップしてもらうということを行っております。それに対して私の説明、解釈、添削を行っているって感じです。

これは無料でやっていますので、興味のある方は参加してみて下さいね。匿名でできますので。

昨日、そのオープンチャットの中で「価値観の押し付け」ということに触れました。

「一般的にはそうだよね!それって当たり前だよね!」ってことが実はそうではなかったりするんですよね。

つまり「大多数の意見」=「その人に適したアドバイス」ではない場合があるってことです。

「ダメ男に尽くすダメ女」

一般的に他の人を探した方が良いよってことになりますよね。しかし、本人がどう感じているのかは他人からはわかりません。

強制的に尽くさなければいけないとか弱みを握られていてなんて場合は別でしょうけどね。本人が幸せならそれで良くない?

あくまでも本人基準で考えるってことが大事だってことですね。

私はとりあえず最初の10分ぐらいは黙ってお客さんのお話を聞きます。そんなに話を聞く占い師ってあんましいないかも知れませんね(笑)

カバラットの場合、50分3900円というお得なコースがあります。多くの方はこれを利用されますからそんなに時間を使えるってこともありますけどね。

そして、その10分間で問題の本質は何か?を考えます。

つまり、この段階でありとあらゆる解決策をイメージするんです。例えば、問題の本質が「お金がない」ってことだとするならば「お金を手に入れて下さい」がアドバイスになります。

しかし、これでは不十分なんですよね。それがわかっているなら、あんたに相談してないわ!って言われます(笑)

ここで思いつく限りの「お金を手に入れる方法」を想像するんです。

働く、借りる、稼ぐ、売る、切り崩す、国からもらう、ギャンブル…

ここに親から借りるとか友達から借りるとか枝分かれをさせていけば、さらにその選択肢が増えていきます。この選択肢が思い付けば思い付くほど優秀な鑑定士だと思うんですよね。

それはその人の経験だったり、知識だったりに大きく左右されてきますけどね。

そして、多くの選択肢を並べて、その中から最も現実的かつその相談者に適したものを選ぶだけの話なんです。

その際、一般的かそうでないかを判断し、あくまでも選択肢のひとつとして提案している姿勢を通すことです。

上からこうすべき!これしかない!みたいなことを言われると私みたいな天邪鬼さんがお客さんで来られた場合、心を開いてくれなくなります(笑)

何のための占いなの?

「人々に希望を与えるための占い」

カバラットではそういう考えのもと、みんなで日々励んでおります。

●タロットを解釈する占い師としての能力。
●問題解決のための分析能力。
●相手に理解してもらうカウンセリング能力。

この3つの能力を兼ね備えて初めて鑑定士と呼べると思っています。だから私は占い師という言葉を極力使いません。私の中での占い師の定義は「占いをする人」に過ぎないからです。

優れた鑑定士は優れた人間だと私は思っています。良い鑑定士って良い人が多いと思いますからね。

ちなみに私は優れた人間ではありませんけどね(笑)