タロットカード

カバラットの講習会ではカードを使った教材を使用しています。今まではその都度印刷し、自作をしてきたんですがついに印刷屋さんに発注することにしました。

最低ロットは100セット。手始めにタロット初級分、全78枚×100セットを発注しました。ひとつだけ試験的に発注していました。その後、その出来栄えを確認してから一気に77枚を発注。今回は枚数が多いですからね。さすがの私も何の確認もせずに全量発注はできませんでした(笑)

発注は簡単なんですが、一枚ずつデータ入稿していく作業が手間取ります。この作業は兎月先生にお願いしました。文字や数字が見切れていたりなんてことがありましたからね。それらの確認をしながらの作業となりました。

それがついに入稿完了となったのです。あとは近日中に届くであろうカードを組み合わせていく作業があります。これは兎月先生と実花先生にお願いすることになりそうです。

ついにカバラットオリジナルのちゃんとした教材？が完成しました(笑)

今後はタロット中級と上級から手相カードへと増やしていきたいと思っています。

お客様から経営についてのご相談を受けました。自営で始めて1年が過ぎたそうな。売上が思うように伸びず今後どうしたら良いものかとのご相談です。相談というよりもむしろアドバイスを求めているって感じでしょうかね。

私の所には占い以外のお客様も来られます。このようなご相談やアドバイスだったり、単純にお話だけをしに来たりなんてお客様も多いんです。勿論、これらも全部OKです。

6年前、占いバーを始めた頃は何をどうして良いのかすらわかっていませんでした。勢いだけって感じでしたからね。しかし、良かれと思うことは全部やってきたと思っています。

ほとんどが失敗に終わりました。結果が出なかったって言うだけで無駄だったとは思っていませんけどね。このやり方は違うってことがわかった訳ですから意味のあることだと思っています。

お客様のお話を聞いているうちに自分が商売を始めた頃のことを思い出していました。結局、集客で行き詰まるんですよね。最初は知り合いなどから拡散していくんですけど、それもある程度までいくとピタッと止まってしまうもんです。

こうして、三店舗を持ち、たくさんの生徒さんやお弟子さんを抱えていくと一般的に私は成功者と見られるんでしょうね。しかし、本人的にはまったく成功したなんて実感がありません。6年前と何も変わっていないからです。

「俺は人生かけてこれをやっている」

よく海景先生に言うセリフです(笑)時々、彼女は甘いことを言って私に怒られます。その時に使われているセリフです。しかし、先日、彼女から驚くべきことを言われました。

「人生かけているのは先生だけじゃありません。私だって人生かけています」

えっ？そうなの？(笑)

私はカバラットすべてにおいてのリスクを背負っています。しかし、立場こそ違えど彼女もまた覚悟を持って仕事をしているってことですね。

占い師という一般的ではない職業。職業は？と聞かれ、胸を張って占い師ですとは言いづらいもんです。親戚の人達に今、占い師をやっているとは言いづらいもんです。それなりの勇気と覚悟が必要になってきますからね。

覚悟を持った人間は強いんです。必死さが違いますし、決して自分の人生を他人事とは思いません。

努力なんて言葉は存在しません。私自身、一度もこの商売について努力をしていると感じたことはありません。当たり前のことをやっているだけで辛いと感じたことは一度もありませんから。

成功の方程式なんてもんは私にはわかりません。しかし、寝ても覚めても仕事のことばかりを考えています。あれをやったらどうかな？これは儲かるかな？そして、良かれと思うことはすぐにやってみる。その99％は私の思い付きに過ぎませんけどね。

私は凡人です。決して特別な成功者なんかではありません。もし、みんなと違う点があるとすればこれしかありません。

「やったか、やらなかったか」

たったそれだけの差に過ぎないんです。とりあえずやってみる。失敗を100回繰り返したら、その100種類のやり方ではダメだと言うことが証明されますからね。

金銭的な破産を皆さんは恐れます。そんなもんさっさと自己破産してもう一回やれば良いだけなんです。お金で解決できることは人生の本質的な問題ではありません。だってお金さえあれば何とかなるんでしょ？だったらまた稼げば良いじゃない！

俺が俺であるために。自由に楽しく生きていくために。何が大事で何を守らなければならないのか。そんなことの方がよっぽど大事なことです。

ごちゃごちゃ書きましたが最後にこれだけは言えます。

毎日、私は楽しく生きています。