Topicks 資格取得
7月 14, 2021 ブログ
資格取得
「占い初めてなんです!」
最近、そのような方たちの鑑定が多くなっています。昨日は6人鑑定したんですが、そのうち4人が人生で初めて占いをするという人達でした。
当然、みんな20才とか22才とかそんな年齢なんですけどね。恋や仕事の将来について色々と気になることが多い年ごろでしょう。留学をしたいなんて方もいましたね。
色んな人生があって良いと思います。だからこそ、色んな価値観があっても良いのです。
必勝法や成功法なんてものはこの世にありません。つまり、絶対や確実なんてことは存在しないんです。
Aさんの成功例が必ずしもBさんには当てはまらないってことですね。
私は大きく二種類の人種に分けて鑑定を行っています。
「感情で生きる人種」と「理屈で生きる人種」
それぞれの長所や短所があることは言うまでもありません。
しかし、自分が感情側の人種にも関わらず理屈で生きようとする人が多くみられます。
その逆は割と少ないんですけどね。そもそも理屈で生きるから感情に流されるってことがないんでしょうね。
これに代表されるのが資格取得です。
感情側の人種が資格を取得しようとしても、ほとんど挫折します。そこに明確な理由や、勉強を行わなければならない環境などがなければ無理と言えます。
「家が貧しくて自分が医者になって両親を楽にさせてあげたい!」
このような誰かのためにという動機が感情側の人種には必要となってきます。
「家が医者で子どもの頃から医者になるように育てられた」
もしくは、このようにある種選択の余地がない状況に身を置いている場合などが当てはまってきます。
「なんとなく就職に有利だから」とか「一生食いっぱぐれることがないから」などの理由での資格取得は無理だってことですね。
そもそも感情側の人種の良さは人間性の良さになります。とにかく他人想いで人助けができる、とても優しい人種なんです。面倒見が良く、誰からも好かれます。
しかし、その反面、騙されたり利用されたりなどが起こってしまいます(泣)
これらの人種の武器は資格ではありません。自らの社交性だったり協調性だったりを前面に押し出した生き方をすべきなんです。
若者の相談を聞いていると、とても甘い考えや計画であることがわかります。私が意地悪な面接官なら指摘ポイントが無数にあり、泣くまで突っ込めるでしょう(勿論、そんなことはしませんよ!)
「何のためにそれをするの?」
感情側の人種にこの質問は意地悪です。なぜなら、そこに理由なんかないからです。
「ただやりたいから」
しかし、多くの若者はそのただやりたいからという理由を隠し、表向きのきれいごとの理由を並び立てます。そんな薄っぺらい理由など大人からすればすぐに見抜いてしまうんですけどね(笑)
ただやりたいからという理由に後先のことなど関係ありません。行き当たりばったりの人生では、そのほとんどが失敗に終わります。しかし、それで良いんです。やりたいことをやって失敗する。
失敗を重ねれば重ねるほど成功に近づいていきます。本当に不思議に思うんですけど、何事も一度で成功させようと考えている人がとても多いです。
見たこともないやったこともない人生という道。それをたった一回のチャレンジで成功させようとしていること自体が非現実的だと思いませんか?
この場合、良くも悪くも結果がでます。その結果は経験と言う名のデータとして蓄積されていきます。理屈側の人種はそのデータをもとにやり方を変えてまたチャレンジする。
しかし、感情側の人種はそんなものは必要ありません。良いんですよ。やりたいからやる。そしてまた失敗する。あなたが生きている限り、何度でもトライできますからね。
そして、やり続けていれば感情側の人種には不思議なことが起こるんです。
「誰かが助けてくれる」
他力本願かよっ!って突っ込まれそうですけどね(笑)はい、他力本願です!(笑)
常日頃、他人のために生きているような人達なんです、感情側の人種って。そんな人が何度も失敗して苦労している姿を世間は放っておけません。必ず、誰かが助けてくれます。
それは自らが良い種を撒いた結果の話なです。つまり、感情側の人間は人情味あふれるとても良い人達であるってことですね。
そうした助け合い精神みたいなもので人生を成功させていく。それが成立するってことですね。だから資格を取得して就職を有利にさせるとか一生食いっぱぐれることがないとかは関係ないんです。
残念ながら、これらの人種は自分のためには頑張れません。人のためにでなければ資格取得は難しいってことです。
って、そんなことを言いながら私も50才になってしまいました。未だに成功していません(泣)何度も何度も失敗を繰り返してチャレンジし続けているだけの話です。
多くの人に助けられながらね。
ちなみに、今日のブログは感情側の人種に対する内容です。理屈側の人種にこの論理は通用しませんからね。誰に対しても同じアドバイスをしてはいけませんよ!(笑)