Topicks 辛口スタイル
7月 28, 2021 ブログ
辛口スタイル
またモメそうな話題なんですけどね。誰に遠慮することなく書かせてもらいます\(^o^)/
「良いことしか言わないのは本人のためにならない」
辛口路線でアドバイスを行う占い師がいます。確かにね。耳障りの良いことばかりを並び立てて気分よくして帰すだけでは根本解決にはなっていませんからね。
これは正論であり誰かがそれを告げてあげることが本人のためと言えるでしょう。
「あなたの〇〇な所が欠点で、それを直さない限り同じことが続きますよ」
言い方の問題はありますが、これを告げることは正しい行いだと思われがちです。
しかし、精神的に追い詰められて今にも自殺しそうな人に対して同じことが言えるでしょうか?
辛口でアドバイスすること自体を否定しているわけではありません。辛口なのか甘口なのか、今回はどっちを使うべきお客さんなのか見抜きなさい!って言っているのです。
まったく同じ算数の問題。幼稚園児に教えるのと大人に教えるので同じ言い方にしますかね?相手のレベルに合わせて説明するのは当然のことだと思います。
「何でもズバッと言って下さい」
こう言うお客さんを私は数えきれないほど鑑定してきました。共通して言えます。これらの人種はなまら打たれ弱いんです。何でもズバッと告げた瞬間、ち~ん…となっていきなり暗くなりますからね(笑)
だから、こういうお客様たちには言い方やニュアンスに気を使わなければなりません。
「私は辛口スタイルだから」
そんな言い訳で一方的に上からダメ出しをしても、それは占い師のエゴに過ぎません。そこも理解した上でお客様を上回る必要があるのです。幼稚園児と大人の算数問題のようにね。
生きているだけでたくさんのストレスが溜まります。みんな辛いんです。苦労して生きているんです。
お金を払って時間を使ってまで占いにくる。それは人生を好転させたいから、つまりみんな幸せになりたいから占いを利用しているんです。
占い師は偉くありません。だからこそ占い師には自問自答して欲しい。
「自分は上から人に物申せるだけの人格者なのか?」
その答えは必ずNOです。なぜなら、もし、あなたが人格者であれば、上から目線で相手に接するようなことはしないからです。
誰に対しても、何に対しても、尊敬と謙遜さを持つべきですね。
ちなみに私は全然、人格者ではありません。こうやって偉そうに書いているんですからね(笑)