転職について

仕事が長続きしない。転職ばかりを繰り返す。これを悪と考える風潮があります。石の上にも三年なんて言葉がありますからね。しかし、これを全員に当てはめるのは間違っていると思います。

物事には二面性があります。白と黒。善と悪。陰と陽。表があれば裏があるのです。コインの裏と表のどちらが良いのか？そんな議論にはなりません。なぜなら、どちらもコインであることに変わりないからです。

つまり、長く続ける方が良い人とそうではない人の二種類の人種が存在するということです。面白いもので逆に長続きさせない方が良い人種もいるってことですね。

残念ながら日本の社会では転職を繰り返すことがステップダウンになることが多いんです。しかし、これを合理的に転職を繰り返すことができるんです。それは転勤や配置換えです。

学校の先生などは頻繁に転勤になります。また、担当学年などが頻繁に変わるため事実上、別の仕事を行うことができるんです。目先を変える。これが疑似転職となり、長続きさせない方がよい人の働き方となるのです。

飽きっぽい人が単調な仕事を何十年も繰り返すことは働き方として適していません。適していないことをするのはストレスが溜まりますし、また会社にとっても生産性が落ちてしまいます。お互いに不幸な結果になるってことですね。

私は転職を繰り返して生きてきました。どれも2～3年で飽きてしまい長くは続かなかった。そんな人生でした。しかし、私の場合、職種が合わずに転職を繰り返してきたわけではありません。組織で働くということそのものが合わずに転職を繰り返してきたのです。つまり何をして働くかではなく、どうやって働くかの問題だったってことです。

私は今、カバラットで6年目を迎えます。仕事が長く続かない私にしてみては最長記録と言えます。しかも、この6年間ほとんど休んでいません。休む必要なんてないんです。だって毎日がとても楽しいんですから。大好きな占いをして楽しんで生きていくことができる。これ以上の幸せがあるのでしょうか？

私は占い師になって良かったと思っています。まさに天職だと思うし、自営でやることも自分に合ったスタイルだと思っています。仕事の内容と仕事の仕方の両方が一致した今、私は自分自身の仕事に対して何を悩むことがあるでしょうか？何を疑うことがありましょうか？

転職は悪ではありません。むしろ、自分に相応しくない場所に我慢をしながら居続けることの方が悪と言えます。体を壊して、薬を飲みながら、無理をして働き続けることに何の意味がありましょうか？これは燃えている家の中に居続けることと何ら変わりがありません。むしろ逃げ出さない人の方が愚か者扱いされるでしょう。

先日、二日間ほどチカホに行ってきました。二日間とも150人の鑑定を行うことができ、合計300人の鑑定となりました。ギリギリ最終日ではありましたが2月の目標金額を達成することができました。

今はとても順調な経営状態となっています。私の予約がずっと入り、毎日休む間もなく鑑定や講習会を行っています。かなり大きな失敗さえしなければ潰れることはないでしょう。しかし、私は保守的な人間ではありません。現状維持なんて言葉は知りませんからね(笑)

チカホを取っても店舗を増やしても入ってくれる占い師さんが足りません。4月からは毎週水曜日を定休日にしようかとも考えています。別に休みたい訳ではありません。単純に占い師の数が足りていないから休まざるを得ない状態になっているということです。

外部の占い師さんを呼ぶことも考えています。カバラットの成長スピードに人材育成のスピードが追い付いていませんからね。しかし、私は最後の最後まで講習会の卒業生だけで仕事をやっていくことに努力していきたいと思っています。

今、転職をしたいと思っている方へ。あなたは転職を繰り返していませんか？社会の枠の中で生きずらさを感じていませんか？自分を社会不適合者だと思っていませんか？

あなたが無能なわけではありません。自らの居場所を間違えているだけです。あなたもこちら側に来ませんか？占い師の世界へ！