「私の占いはよく当たるよ」

「先生は当たるの？」

これはよく聞かれます。しかし、私は自分で当たる占い師だとは絶対に言いません。なぜならそれはお客様が判断することだと思うからです。そもそも、私の鑑定の趣旨はそこにはありません。占いが当たるとか当たらないとかすら重要ではないと思っています。

「お客様に希望を与えるための占い」

私は、これをモットーに鑑定しています。占いは当たったがお客様に希望を与えられなかった。これでは意味がないと思っています。ここでよく誤解されるんですが、希望を与えるということは良いことばかりを言うのとは異なります。ましてや鑑定結果を捻じ曲げて、ヨイショし、耳障りの良い言葉ばかりを並べるなんてことなんかでは決してありません。

私の場合、言いずらいようなこともズバッと言ってしまいます。なので人によっては辛口と取られる場合も多々あります。しかし、本人的には全く厳しいことを言っているつもりはありませんけどね(笑)私が本気で罵詈雑言を並べ立てれば、こんなもんでは済みませんからね。フフフ(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

私は人間ってとても弱い生き物だと思っています。ランクというかレベルというかがあると思っているんですね。例えば、幼稚園児に求めることと大人に求めることは大きく違いますよね。その相手によって求めるものや扱いが変わったりするものです。

残念ながら世の中には大人の体をした幼稚園児が存在しています。しかし、私も含め、多くの人間がそうだとも思っています。なぜなら、この分野では大人だけど別の分野では幼稚園児って場合があり得ますからね。そう考えると、完璧な大人なんて存在しないでしょう。

占いに関しては圧倒的に経験値がものを言ってきます。鑑定歴が長いベテラン占い師でも時々、首をかしげたくなるような方は存在します。逆に、新米占い師さんでも目を見張る方もいますからね。こうなると何が基準なのかすらわからなくなってきます。

カバラット占い講習会の1回目は必ず、占い師心得を行います。そこにはとても常識的なことが書かれています。当たり前過ぎて授業で行わなくても良いことかも知れません。しかし、私は絶対にその授業を行います。なぜなら、そんな当たり前の常識ですら守られていないのが、この占い業界と言えるからです。未だにお客さんを不安にさせて高額請求を行ったり、説教や自分の自慢話ばかりをしている占い師が存在しています。

「私の占いはよく当たるよ」

この言葉を吐いた占い師は完全にアウトだと思います。